表題の通り、 Beats Studio Wirelessを購入した。 イヤーパッドが劣化したジャンク品で4,000円也。これでも相当奮発したものだが、箱から備品まできちんと揃っている商品だったので大事に使われていたのだろうと判断し、妥当な値段と評価。Beats Solo系はやたらと持っているのだが、studioは初めて。購入に値する商品であった。 結果、イヤーパッドを交換するだけで新品同様に復活し大満足なのである。バッテリーも絶好調。結局バッテリーが厄介なのよ。 音質についての評価・レビュー 正直なところ、期待していたほどの音質では無かった。確かにSoloに比べると格段に良い。 オーバーイヤーなのでフィッテイングも良い。 音の解像度や迫力が全域増してクリアになっているが、その分特徴に欠ける仕上がりになっている。Soloの方が喰らえ低音と言わんばかりにどんどん攻めてくる姿勢が分かりやすかったが、こちらは上品な仕上がりになってしまった。いや、Soloからstudioにステップアップしたのであれば、素直に音質向上に喜べるのだが、MDR-1AやSRH−840などを聴いてからだと、そうかふむふむ。という程度。不満はないけど感動もない。 またノイズキャンセリング機能もおまけ程度で。BOSE製のNCを知っているとこれ効いてる?と首を傾げてしまう。 音の広がり具合も目と耳の間ぐらいまで、広がりがあるとは感じられない。 ドラム、フロアタムあたりの響き、もっとハリのある躍動感のある音を聴かせてくれたら良かった。 悪くはないと思う。 でも通常売価を考えると、ブランド代だなぁと思ってしまうレベルであった。 と、ここまで書いてみて思ったのだが、良い音の評価は人それぞれ。どこに重きを置くのか? そしてどんな経験をしてきたのか?で全然変わってくる。良いか悪いかではなく、どう言う音が聴こえるのか?が大事なポイントなのだな。